これからお姉ちゃんになる、3歳長女の気持ち

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来週末に計画分娩が決まったのに、あと1週間しかないのに、

まだまだ絶賛仕事中なあおみどりです。

 

今週の東京の西の方はお日様が少なめで寒いですね。

 

 

今日は、ママべったり甘えん坊な3歳長女がお姉さんになっていくお話を。

 

 

長女のみーは、保育園に4ヶ月の時から通っていますが、

保育園の先生が言うには、それはそれはしっかり者で優しい姉御肌なようです。

でも家では真逆で、理不尽なイヤイヤを撒き散らし、

 

「おきがえやってー!」

「ごはんたべちゃちぇてー!」

「おやちゃいいらない!」

「トイレいかない」(めんどくさくてオムツで過ごしたいらしい)

「パパひこうきでぶくぶく(歯ブラシ後の)つれてってー」

 

という感じです。

 

年末のお誕生日にメルちゃんをあげたけど、

可愛がらずにポイ。

 

理由は、「みーがあかちゃんだから」とのこと。

 

メルちゃんにご飯をあげていたのをこっそり見たことがありますが、

私が見ていることに気づくとすぐにやめてしまいました。

自分が赤ちゃんで可愛がられるべきだから、

自分より赤ちゃんなものをママの前で可愛がることに抵抗があるみたいです。

そう、私の前では赤ちゃんでいることを徹底したいみーなのです。

 

2歳半までおっぱいも飲んでいて、私の歯の治療で泣く泣く断乳しましたが、

おっぱいを飲まなくなった今でも毎晩3時間おきに起きては、

一人で再眠することはないです。

パパがトントンした日には激ギレで泣き通します。

ママじゃないと寝ないスタイルを貫いてます。

 

8歳兄と話しているとわざと大きな声で会話を邪魔し、

兄を褒めていると、自分も褒めてと泣き出し、

兄の頭をよしよししただけで激怒し、

 

夫婦で夜ご飯の片付け中に少し今日のことを話そうものなら、

大声を出したり、キッチンのカウンターに張り付いて全力で邪魔をしてきます。

 

年末も、お腹が大きいので遠方の夫の実家への帰省は

私だけ遠慮させてもらいましたが、

言うまでもなく、みーも行きませんでした(泣)。

夜ママがいないと眠れないそうです。

 

長くなりましたが、そのくらい甘えん坊なママっ子キャラを徹底してます、はい。

 

 

出産の何が心配って、

初めての陣痛促進剤よりも、

そんなみー様が、私の入院中どうやって夜寝るのか。ということが一番心配!

ってほどです(笑)

 

 

そんなみー様。

 

この頃は「おねえたんスイッチ」が入ったのか、こんな変化が。

 

<スイッチOFF時>

「おきがえやってー!」

「ごはんたべちゃちぇてー!」

「おやちゃいいらない!」

「トイレいかない」(めんどくさくてオムツで過ごしたいらしい)

「パパひこうきでぶくぶく(歯ブラシ後の)つれてってー」

 

<スイッチON時>

「おきがえじぶんででちた!」

「ごはんおはしがんばった!」

「おやちゃいたべられた(1口)!」

「おねえしゃんパンツでトイレにいけた!」

「パパこないで!ひとりでぶくぶくする。いいこえでしょ?(ぶくぶくの音がいいでしょ?のこと)」

 

なんと!!!!!!!

別人じゃないか!!!!!!

 

「あかたん(赤ちゃん)これたべる?」

「あかたん(赤ちゃん)おいしいって?」

「あかたんのおかおかいたよ」

「これ(おままごとのパン)あかたんのぶんだよ」

「おねえたんだよー!きこえる?」

 

誰よりもお腹に話しかけてくれます。

 

優しい優しいおねえたんです。泣ける!

 

 

 

入院は土日も挟むので、

一駅先の祖父母宅に兄とお泊まりする予定を話しました。

じーちゃんにとても懐いているし、ママがいないベッドで寝るよりも

気が紛れるかなという大人たちの気遣いもあり。

 

 

本人もお家よりそれのが楽しそうでいいな、

ということだったのですが、、

昨日の晩、不意に不安になったようなのです。

数えきれないほど実家には行っているんですが、距離を聞いてきたんです。

 

 

み「ばーたんちは、どこにあるの?(とおいの?)」

母「近いよ。電車で一駅。もう少しあったかくなれば、自転車だって行けるよ。」

み「それはどこにあるの?」

母「(困りつつ)何かあればすぐ飛んで行けるところだよ。」

み「だってとりさん(飛ぶ=鳥なんだと思う)はのせてくれないよ」←泣きそうなみー

母「(笑をこらえつつ)鳥さんには乗れないね、人間は飛行機に乗るね、でも飛行機に乗らなくてもすぐに行けるところにあるから大丈夫だよ。」

み「みー、ひこうきにのってばーたんちいきたかったあああ、わーーーーん」←

嗚咽

 

笑わないようにこらえながらぎゅーっと抱っこしてよしよししましたが、

それを聞いていた兄が笑うんです(笑)。

 

「ヘリで行ったとしても、着陸するときばーちゃん家が吹っ飛ぶよ」

 

おいこら!!!!

やめろ面白いじゃないか!!!!!

 

そんな会話が、幸せな時間でした。

 

そして、みーが、どれほど不安と戦っているかを知りました。

2時間〜3時間おきに泣いて起きる3歳に、

私も疲れてイライラしたり、

赤ちゃんじゃないんだから!と言いたくなったり。

 

だけど、頑張っていることを改めて知り、

家族が一人増えることを通して子供たちも変化を受け入れようとしていることに、

「出産てみんなで頑張るもんなんだな」と思えて、

私の中の不安が少し優しさに変わりました。

自分の大変さもそうだけど、

子供たちの揺れる心を支えてあげたいなと。

 

その時は自分で精一杯になってしまうと思うけど、

子供の頑張りに気づいていてあげたいなと。

 

赤ちゃんが生まれることがわかり、

おねえたんになることを頑張っているみー。

でもやっぱりママの入院は不安で寂しいみー。

 

そんな気持ちを家族みんなで共有して、

みんなでみーの受け皿になってあげられたらと思ったのでした。